浦戸日記 - 2020年3月19日分

　３月１９日（木），卒業生の前途を祝福するような晴天の下，浦戸小学校卒業式が行われました。中学校の卒業式と同様，臨時休業の中での実施となり，地域の皆様方，小中学校の在校生たち，保護者の皆様の出席が叶わない中での卒業式となりました。
　卒業式会場の飾りつけは先生方で行いました。教室には，思い出の写真，先生方からの黒板のメッセージ，天井にも風船が飾られていました。
　卒業式では，在校生が歌うはずだった「大空がむかえる朝」のピアノ演奏に合わせ，５人の卒業生が堂々と入場しました。
　「証書授与」では，元気よく返事をして登壇し，練習不足を全く感じさせないほど立派な所作で受け取りました。
　「別れの言葉」は一度も練習していませんでしたが，一人一人が用意してきた原稿の中には，小学校での思い出，中学校で頑張りたいこと，将来の夢などはもちろん，浦戸諸島の方々への感謝の気持ち，先生方への感謝，育ててくれた保護者への感謝の言葉などが盛り込まれており，立派に発表することができました。別れの言葉の最後は，「旅立ちの日に」を合唱です。１番は卒業生の５人だけで歌い，２番から教職員が加わって歌いました。
卒業した４人の中学生と５人の小学生には，この浦戸小中学校で学んだことを誇りに思い，出会った人との絆をいつまでも大切にして，これからもどんどん新しいことにチャレンジしていってほしいと思います。