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令和2年度 演劇自主公演(ACT)

 舞台は震災後の浦戸寒風沢島。被害の大きさに落胆しながらも,困難に負けずに復興を誓う島民や,苦しい状況の中でも協力しながら生きようとする水中の様々な生き物たちの姿を描きました。
 脚本の内容について調べる活動の中で,震災当時はまだ幼いか生まれていない子どもたちも,当時のことを忘れてはいけない,伝え続けなければならないと考えることができました。また,コロナ禍で苦しいですが,この劇を通して,「困難に立ち向かう心」「皆で協力して乗り越えること」の大切さを強く感じることができました。


『クロメダカ伝説』〜ともに生きたあの日〜

とき・ところ
○文化祭公演
 令和2年10月24日(土)10:25開演
   塩竈市浦戸小中学校 講堂


令和元年度 演劇自主公演(ACT)

菜の花をスケッチしに島に来た中学生たち。妖精たちに案内され,島と菜の花の歴史を知る旅に出ることになります。


『菜の花のスケッチ』 〜仙台白菜事始より〜

とき・ところ
○文化祭公演
  令和元年10月19日(土)13:15開演
    塩竈市立浦戸小中学校 講堂

○遊ホール公演
  令和元年10月24日(木)9:30開演
    遊ホール(壱番館5階)



平成30年度 演劇自主公演(ACT)

15回目を迎えたACT公演。今回は戦中戦後を生きる浦戸の母子の物語です。お楽しみに。


『海鳴り』

とき・ところ
○文化祭公演
  平成30年10月27日(土)10:00開演
    塩竈市立浦戸小中学校 講堂

○遊ホール公演
  平成30年11月2日(金)10:00開演
    遊ホール(壱番館5階)



平成29年度

14回目を迎えたACT演劇公演。今回は浦戸のカキ産業に対する若者たちの気持ちを描いた物語を演じました。


『僕たちの夢は、神様のいたずらで』〜伝説への船出 ヨーソロー!〜

とき・ところ
○文化祭公演
  平成29年11月22日(日)10:00開演
    塩竈市立浦戸小中学校 講堂

○遊ホール公演
  平成29年11月27日(金)10:00開演
    遊ホール(壱番館5階)



平成28年度

 今年で13年目を迎えた浦戸小中学校のACT演劇自主公演は,現代と昔の浦戸を舞台に,「森・花・風・水・土・動物」など豊かな自然とのふれあいと,少女の心の成長を描きます。どうぞお楽しみください。


■作品名

 『海に咲く花』  〜 時のとびらよ いざ開かん...! 〜


■とき・ところ

   第1回公演   10月16日(日) 11:00開演
            塩竈市立浦戸小中学校 講堂
   第2回公演   10月28日(金) 9:30開場  10:00開演
            塩竈市壱番館5F「遊ホール」


案内チラシ


ACTとは

 ACTは,浦戸の特色を生かした本校独自の教育活動の一つです。児童生徒全員が役者となり,全員で力を合わせて演劇を完成させていきます。この活動を通して,子ども達は「表現する力」や「課題を解決する力」など,多くの力を身に付けたり,伸ばしていくことができます。また,台本から人物の心情を読み取る,舞台の歴史的背景について調べるなど,他教科との関連させることによって,学習の発展を図ることができます。
 さらに,劇の脚本は浦戸の歴史や民話,風土など,地域の素材から作成しているので,地域学習ともリンクします。このようなことから,本校ではACTを学習指導要領がいうところの「横断的・総合的な学習や探究的な学習」ととらえ,この活動を通して児童生徒の「自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,よりよく問題を解決する資質や能力を育成する」,「学び方やものの考え方を身に付け,問題の解決や探究活動に主体的,創造的,協同的に取り組む態度を育てる」ことを目標に,活動に取り組んでいます。
 なお,ACTの名前は「Actors(役者たち)」に由来しています。


■ACTの歩み

 総合的な学習の時間に,初めて演劇活動を取り入れたのは平成16年度のことです。平成17年度からは小学校併設に伴い,浦戸第二小学校5・6年生を含めた縦割り活動として総合的な学習の時間を進めてきました。そして平成22年度以降,ACTは小・中学校の全児童生徒で作り上げる創作活動として現在に至っています。
 発表の舞台は,第1回公演(「運命の錨」)以来,小中合同文化祭公演(本校講堂)と遊ホール公演(塩竈市壱番館)という,2会場公演を行ってきました。平成20年度公演「とーんび まわれーまわれー」では,「ACT5周年記念公演」として,仙台市卸町の「演劇工房10−BOX」での公演を実施しました。こうしてより多くの観衆の前で自分の役を演じることで,児童生徒は「自信とたくましさ」を身に付けます。同時に,本校の活動や「浦戸のよさ」を広く伝えていく場ともなっているのです。
 

■「演劇」で培う力として次の5つを考えました。

 1 表現力  2 想像力・創造力  3 読解力  4 発表伝達能力  5 課題解決能力

■目標

・演劇の基礎的な訓練を継続し,相手に分かりやすい発表の方法を身につけることや,理解した役の個性を観客に伝えるために,演技の工夫を自ら主体的に考えることで,課題解決能力・発表伝達能力・豊かな表現力を育てる。
・脚本の時代背景・人物の心情を読み取り考えを深めることで,読解力・想像力を育てる。
・舞台美術(大道具・小道具・衣装・照明)の研修を通して,想像力・創造力の育てる。
・演劇の学習を通して身につけた力を,他教科の学習・日常の学校生活でも総合的に発揮する。
平成27年度

 今年で12年目を迎え,小中一貫校としては初となるACT演劇自主公演。
 今年は,昭和の浦戸諸島の学校を舞台に,友情とは何かを考え,夢に向かって進みながら成長していく子どもたちの姿を描きます。どうぞお楽しみください。


■作品名

 『遠き日の約束』  〜 浦戸純情物語 〜


■とき・ところ

   第1回公演   10月17日(土) 13:00開演
            塩竈市立浦戸小中学校 講堂
   第2回公演   10月30日(金) 9:30開場  10:00開演
            塩竈市壱番館5F「遊ホール」


平成26年度

 今年で11年目を迎え,さらにパワーアップしたACT演劇自主公演。今年の主人公は「海を愛する少女『ユキ』」と,「海のなかまたち」です。松島湾を象徴する島の一つである『仁王島』を舞台に繰り広げられる『命』の物語を,ぜひお楽しみください。


■作品名

 『仁王島の秘密』  〜 そこで少女が見たものは… 〜


■とき・ところ

   第1回公演   10月18日(土) 13:00開演
            塩竈市立浦戸第二小学校・浦戸中学校 講堂
   第2回公演   10月31日(金) 9:30開場  10:00開演
            塩竈市壱番館5F「遊ホール」


平成25年度

 寒風沢には浦戸諸島の中で唯一水田が広がる地域があります。その水田には,寒風沢にしかいない固有種「クロメダカ」が生息しています。記念すべき10回目のACTは,このクロメダカと,田んぼに棲むさまざまな生き物たちの物語です。
 クロメダカのリュウは数年前に起こった「オオシオカブリ」で生き別れとなった母親を探す旅に出ます。行く先々でリュウが出会う様々な母と子の「カタチ」。果たして,リュウは母親と再会を果たすことができるのか・・・
 本作のヒロインである母メダカの「ヘレナ」が劇中で歌う挿入歌が,多くの観客の感動を呼びました。また,作品中のさまざまな生き物たちがその登場シーンで披露するダンスにも注目が集まり,ミュージカル調でファンタジスティックな作品となりました。


平成24年度

 菜の花の妖精に誘われ,明治時代の馬放島にタイムスリップした3人の中学生が,浦戸で菜の花栽培が始まった理由を知る物語。
 現在も朴島で続いている菜の花栽培は,「白菜の種」を採るために行われ・トいます。白菜は菜の花の仲間なのです。そして,白菜は他の菜の花と混じり合いやすく・C純粋な白菜の種を採るには他の菜の花のない,隔離されたところで栽培する必要がありました。その最初の成功地が馬放島だったのです。浦戸で採種された白菜の種は,「仙台白菜」として全国各地に出荷されました。
 本作品は,小学校の児童全員が本格的にキャストとして加わった初の作品でもあります。また,全校児童生徒による創作ダンスも劇中に挿入され,浦戸演劇の新境地を開拓した作品となりました。


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