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体験学習が目指すもの −12月の取組から− 2015/12/13
 師走の浦戸から見える風景には格別のものがある。屋上からは遠く雪を頂いた泉ヶ岳や船形山、そして青い海や島の緑が澄んだ空気のもと、単調になりがちな景色に力強さを与えてくれるような気がする。

 12月13日に旧浦戸一小、浦戸二小校舎を改装し産業の担い手育成を目的とした滞在施設「浦戸ステイステーション」の開所式に児童生徒とともに参加してきた。一足早く完成した野々島、寒風島、朴島の公営住宅入居式と同様に、島の人たちの笑顔が印象的だった。震災から4年と9ヶ月が過ぎた今も、いまだ爪痕が残る浦戸の島々だが、笑顔の中に災害を乗り越え未来に向けた希望と決意を感じる。

 島の人たちからは太鼓演奏を披露した児童生徒にねぎらいや感謝の言葉をいただいた。日頃からお世話になっている島の人たちにささやかな貢献ができたことを子どもたちとともに分かち合い、そして、改めて東日本大震災を考え直す機会にしていきたいと思う。

 本校では島で行われる伝統的な祭りや各種の式典、イベントへの参加をはじめ、地域の自然や産業にかかわる体験学習を積極的に行っている。そのことの意義は、体験を通して、直接見たり、聞いたり、交流したりする活動が感動を呼び起こし、自ら積極的に物事にかかわろうとする意欲やエネルギーを秘めた児童生徒の育成につながると考えるからである。この日も、参加した児童生徒の表情には、すがすがしい充実感が満ちあふれていた。






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