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浦戸の魅力(3) 2014/12/11
 以前、”校長室から”の中で浦戸の魅力として「夜光虫」と「アオスジアゲハ」を紹介しました。今回は「浦戸の牡蠣」を話題にしたいと思います。12月、浦戸では牡蠣や海苔の収穫が最盛期を迎えます。朝早くからの海苔の収穫、牡蠣むき作業は冬の到来を感じさせるこの時期ならではの光景です。

 先日、野々島で牡蠣養殖をしている地元の皆さんのご協力を得て、児童生徒全員で牡蠣むきの体験活動を行いました。浦戸の牡蠣の特徴や生活史、仕事の内容などの説明を受けた後、いよいよ牡蠣むきに挑戦です。カキ剣という道具を使って殻を開けるのですが、どこに剣先を当てればよいのか、どこに貝柱があるのかわからず、経験と技術のいる作業です。体験を通じて、全国に名だたる浦戸の牡蠣が生産者の方々の手間と時間をかけた、丁寧な仕事を経て店頭に並ぶことを子どもたちはしっかりと感じ取ることができたように思います。

 浦戸の牡蠣は成長が早く、遠くアメリカやフランスからも種牡蠣を求めにくるそうです。その背景には海を生活の場とする人々のやさしさと、牡蠣や海苔、アサリ等の海産物を育む豊かな浦戸の環境がしっかりと守り続けられているということを忘れてはなりません。




馬越の丘から見える風景 2014/11/18
 朝夕めっきり寒さが増し、冬の到来を感じる季節となりました。浦戸から松島湾を望むと、遠く蔵王連峰や栗駒山から連なる奥羽山系の山々は雪を頂き、すでに冬が間近に迫っているようです。そして、浦戸の島々では紅葉した木々も徐々に葉を落とし、冬の到来に備えているかのようです。

 校舎から南に目をやると渡船乗り場があり、その脇には下の畑があります。畑の白菜は植え付けから2ヶ月が過ぎ、苗を植え付けたものの中には、結球しつつあるものもあり、順調に成長しているようです。来春には一面に黄色い白菜の花が咲き、それは見事な光景が広がることと今から楽しみです。

 渡船乗り場の対岸にある寒風沢島では、11月から文科省東北復興次世代エネルギー研究開発プロジェクト −潮流発電− の実証実験が始まります。14日の午後、寒風沢水道に潮流発電の装置を設置することになり、小学生全員で見学してきました。寒風沢水道は潮流が速く、発電には好条件がそろっているのだそうです。新しいエネルギーの可能性を探る実験がこの浦戸の地で行われることを誇りに思い、貴重な学習の場として大いに活用していきたいと思います。







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