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「秋の気配」 2015/10/01
 朝夕めっきり涼しくなり、ここ浦戸にも本格的な秋が訪れてきたようです。松島湾には冬の風物詩である海苔養殖用の竹竿が立ち並び、早朝から漁師さんたちが網の手入れをする光景が見られる季節となりました。

 9月28日に小学生とともに、寒風沢島に出向き稲の観察を行いました。春に植えた稲が見事に育ち黄金色の稲穂がまぶしく光っていました。予定していた稲刈り体験は、長雨の影響で田がぬかるんでいること等もあり実施できませんでした。しかし、午前中に実施した東北大学の菅野先生の特別授業「稲の生長」で学んだことを実地に観察できて、子どもたちは目を輝かせていました。

 また、この日は黒メダカを水田脇の湿地に放流する活動も行いました。このメダカは小学生が毎日えさやりや水の管理をしながら、学校の水槽で大切に育ててきたものです。子どもたちは別れを惜しみながらもメダカたちが元気に育ち、来年またたくましく泳ぎ回る姿を見せてほしいという願いを込めていたように思います。

震災を乗り越えて復活した天水だけで育てている寒風沢島の水稲、津波にも負けずに命をつないできたメダカ、そして松島湾の海苔や牡蠣の養殖は、まさにかけがえのない自然の調和の中で成り立っていることを、子どもたちには体験を通じて肌で感じ取ってほしいと願ってやみません。







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